これは、クロード・ソーテに尽きますね。ベアール曰く「諍い女の時より剥き出しにされた」そうです。ゲスにいえば大人の三角関係ともいえますが、なにせおフランスですから、下品にならない。ベアールの表情もいつもと違って見えるからスゴイですね。
もちろん、ベアール本人がバイオリンを弾いてるわけではなく、プロの演奏に合わせて演技してるんですが、なんか、ベアールは弾けるんじゃないかと思わせます。
オーディオを趣味にしていると、自然とバイオリンについてもソコソコ詳しくなりますが、そういうちょっとかじった知識が、この映画を見るときとても役にたちます。スムーズに作品に没頭できる点で、まるっきりの素人よりも有利でしょう。
で、そのバイオリン奏者の映画といえば、最近傑作が登場しました。