ビデオ販売を認めるとか、認めないとかモメにモメたインテグラル版です。発売時期が随分ずれ込んだだけで無事売られました。
「ベティ・ブルー/愛と激情の日々」と「ベティ・ブルー/インテグラル」の差は、約1時間分長いこと。インテグラルは、いきなりベッドシーンが長いのでソノ部分だけ足したのか思うと大間違い。けっこう違う映画になってます。
「愛と激情の日々」(このLDも持ってます。まだ並売してるはず)は、キレた女の話。なのに対し、「インテグラル」は、取り憑かれる男の話。
ベネックスとしては、ちょっと異質かな?と思っていた作品が、インテグラルで「そうそう、コレ」になりました。
普通の映画なら、完全版だけ見ればいいですが、これは両方見たほうがいい。もしかしたら、どっちを先に見ても後に見ても、後から見たバージョンを好きになるじゃないかという気もします。(一般的に言って、後味の悪い映画です。でも、そこが好き)
さて、ベティ・ブルーは後味悪い派の映画ですが、同じベネックス作品でも後味良い派の映画もあります。