蒲田に比べるとコッチはあまり知られていないかもしれない。シュチエーションを見ると、セーラー服と機関銃に似てますね。シスターの志穂美悦子と、シスターに惚れるヤクザ岩城滉一、警察官柄元明がいいです。シスターの言いつけを守り反撃せずに殺される子分、ついに反撃を決意する子分(蟹江敬三)、そして殴り込みにいくシスター、この流れでグッと引き込みます。特別出演の北大路欣也も美味しい。
監督は井筒和幸。85年作品ですから、若いうちからいい作品撮ってるんですね、この監督。でも、最近作のトラブルバスターは認めんぞ。加賀じゃないだろ。あの役は…。監督の責任じゃないのかもしれないけど。
さて、この映画は「角川春樹事務所創立10周年記念作品」ということになってます。角川映画の傑作といえば…